はじめに
こんにちは、すず子です。
今日は、『わたしの子育てのカタチを見つけるために、大事にしたい4つのこと』のうち、
よっつめ「答えは、目の前の子どもが教えてくれる!」をお伝えしていきます!
ひとつめの記事はコチラ
モヤモヤを出すことで見えてくる!なぜ相談は大事?
ふたつめの記事はコチラ
「それ、いいかも♪」を増やして、自分らしさを見つける
みっつめの記事はコチラ
自分の直感を信じて!心がワクワクするものを選ぶ
このシリーズでは、これから母になる私自身が、保育の経験を通して大切にしていきたいと思っていることを綴っています。
育児はこれからの私ですが、保育の現場でたくさんの子どもたちと関わってきたからこそ、今感じていることを言葉にしておきたいなと思いました。
もし読んでくれた方の心に、何か残るものがあれば嬉しいです。
では、いよいよ最後のテーマに入っていきたいと思います!
答えは、目の前の子どもが教えてくれる
当たり前ですが、子どもは一人ひとり違います。
性格も、興味も、反応も。
同じ子どもでも、年齢によってまた違う姿を見せてくれます。
どんなに「いい!」と思った方法でも、わが子に合わなければ意味がないし、
無理に続けようとすると、親も子どもも疲れてしまいます。
その方法がうまくいかなくても、ダメなわけじゃない。ただ「合わなかった」だけ。
だからこそ、今、目の前の子どもの姿をよく見て、大事にしてほしいんです。
- 「どんなことに目を向けているのかな?」
- 「どんなことが好きかな?」
- 「どんな時に楽しそうかな?」
まずは、それを一緒に見つけて楽しむことから始めてみてください。
そして、「今はこんな気持ちなんだね」「これが好きなんだね」と受け止めてもらえると、
子どもは安心して“今”に向き合うことができます。
そんな子どもの“ありのままの姿”からこそ、よりよい「子育てのカタチ」を見つけるヒントが得られると思っています。
ただ、そうは言っても自分の子だけに目を向けるって難しいことですよね。
目の前の子どもを見ようとしても、つい他の子や兄弟で比べてしまうこと、ありませんか?
人と比べたくなった時、目を向けたいのは“過去のわが子”
人と比べない方がいいって分かっていても、
やっぱり比べてしまうものですよね。
私も、自分よりうまくやっている人を見ると、
「なんで自分はあの人みたいにできないんだろう⋯」と落ち込むことがあります。
逆に、人よりできていると感じると、ちょっと安心したり、変に自信を持ってしまうことも。
子育てもきっと同じで、他の子と比べて心がざわつくことってあると思います。
特に、同い年の子を見ると、つい気になってしまいますよね。
- あの子は、もう歩いてるんだ
- 他の子は友だちと遊んでるのに、うちの子は1人だな
- あの子は、もうあんなに喋れるんだ
- あの子は笑顔でバイバイしてるのに、うちの子はギャン泣き⋯
そんな姿を見ると、「うちの子、遅れてるのかな?」「私の関わり方が悪いのかな?」と、不安や焦りが湧いてきます。
でも私は、保育の仕事を通して、子どもたちの育ちのペースって本当に一人ひとり違うんだなと、日々実感しています。
比べること自体が悪いわけではないし、そう思ってしまうのも自然なこと。
ただ、「なんで同じようにできないんだろう⋯」と悩み始めてしまうと、しんどくなってしまいます。
そんな時、私はちょっと目線を変えて、
「過去のわが子」と比べてみる、という視点が大事だと思っています。
1ヶ月前、1年前の姿を思い出してみると、
「そういえば、あの頃に比べたら表情が豊かになったな」とか
「以前よりも、やりたいことがはっきりしてきたな」とか
そんな小さな変化に気づけることもあります。
もちろん、「あんまり変わってないかも⋯」と感じる時期もあるかもしれません。
でも、それでも子どもは、自分のペースで確かに育っているはず。
私は、そんな「育つ力」を信じていたいなって思っています。
焦らず、ゆっくり、その子らしく育っていけるように見守っていけたらいいなと思うのです。
「でも」で気づく。わが子の「今」
そして、人と比べてしまう時こそ、実はわが子の「今」に目を向けるチャンスかもしれません。
おすすめなのが、「でも」という言葉。
例えば⋯
- あの子は、もう歩いてるんだ
→ でも うちの子は、つかまり立ちができるようになって嬉しそう。歩く準備をしているところなんだ! - 他の子は友だちと遊んでるのに、うちの子は1人だな
→ でも 今は1人でじっくり遊ぶのが好きなのかも。もしくは、たくさんの人にドキドキしてるのかもしれないな。 - あの子は、あんなに喋れるんだ
→ でも うちの子は「あー」「うー」と自分なりにお喋りしている。言葉を蓄えている時期かも! - あの子は笑顔でバイバイしてるのに、うちの子はギャン泣き…
→ でも それだけドキドキしてるってこと。楽しい場所って分かれば、笑顔でバイバイできる日もきっと来る!
(むしろ、笑顔でバイバイされたらされたで、ちょっと寂しかったりするんですよね⋯笑)
こんな感じで「でも」の後に、わが子の「今」を言葉にしてみると、比べる視点から“わが子に必要な関わり”へと意識を向けやすくなります。
もちろん、どう関わったらいいか分からない時は、誰かに相談すればいいんです。
何よりも大事なのは、「今、この子はどう感じているのかな?」と心を寄せること。
それが子どもの「育つ力」を信じることにつながると私は思います。
おわりに
こんなふうに発信している私自身も、
いざ子育てが始まれば、迷ったり、人と比べて落ち込んだり、
子どもと一緒にいることがしんどくなることもあると思います。
でも、うまくいかないことが多い子育てだからこそ、
焦らず、ゆっくり“今この瞬間”を楽しみながら、
わが子と一緒に「わたしの子育てのカタチ」を見つけていけたらいいなと思っています。
みなさんが子育てをするうえで、大事にしていることも、ぜひ教えていただけたら嬉しいです。
コメントお待ちしています♪
これからも、子育てのこと、妊娠・出産のこと、日々のあれこれを綴っていきます。
もちろん、私が選んだこと・考えたことが「正解」ではありません。
でも、誰かが「自分の子育てのカタチ」を見つけていくヒントになれば嬉しいです。
無理なく、マイペースに発信を続けていきたいと思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いします!
それでは、また。
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